【1】投資をしようとする企業に関する知識

@発行済株式数を確認してその会社の規模を知る。

・小型株・・・・・6,000万株未満。
・中型株・・・・・6,000万株以上2億株未満。
・大型株・・・・・2億株以上
会社の規模により経済的影響が異なるため大型株、中型株、小型株の株価の動き方は、それぞれ独自の動き方をする場合が多い。

A株主資本比率で安全性を確認する。
使用総資産に対する自己資本(純資産)の割合をいう。総資本に対する自己資本の割合が大きい、すなわち自己資本比率が高いほど企業経営の安全度が高いと言えるでしょう。どの程度の比率が最適なのかということは明確な定義はありません。
50%超であれば概ね「優良」、30%超で「良」と言えるでしょう・

B有利子負債額の確認
自己資本以外は他人資本と呼ばれていますが、その中でも利子をつけて返済しなければならない負債のことで長期・短期の借入金などをさす。ここではその金額の売上高に対する比率を対象にします。基準値としては
30%未満を目安にしたほうがよいでしょう。

C利益に注目!
「営業利益」が会社の現在の営業力を一番反映してると言えます。次に「経常利益」です。「当期利益」段階になると、一過性の特別利益・特別損失が反映されていますので、誤った判断をしてしまいます。
・この利益が最低でも前年より上回っていること(増益率)が必要です。できれば「営業利益」段階で3期連続増益率10%以上がのぞましい。



【2】株価変動に関する知識

@グランビルの8法則
Aローソク足の特性と活用。
B移動平均線(日足の場合・・・25日・75日、週足の場合・・・13週・26週)。ゴールデンクロス。
C日足チャート・週足チャートの活用。
これらを組み合わせて「買いシグナル」「売りシグナル」を見極め、株価変動を予測する。

株式投資に『厚みと幅』を加えましょう!

Step 1で最低限の「My Standard」を身につけ、少しでも確信を得た人は、次のStepへ進み・・・もう少し投資手法に「深さと幅」をもたせましょう!
「株式投資」の二つの知識を深める!
By Dr.Norris