チャートの種類

株式市場が開き最初についた値段を「始値」、その日の最も高い値段を「高値」、最も安い値段を「安値」、そして最後についた値段を「終値」と呼び、この四本値をグラフ化したものを「ローソク足(陰陽足とも呼ぶ」」と呼びます。
始値よりも終値の方が高い場合は白(陽線と呼ぶ)、逆に終値のほうが安いと黒(陰線と呼ぶ)で表示します。また、始値と終値の間を
「実体」と呼び、実体からはみ出している高値・安値を表す線を影(かげ)とか、ヒゲと言います。

 

チャートの動きは、投資に参加している人たちの心の動きを反映しているものであると言えます。しかし・・・これによって全てがわかるわけでもありません。
多分・・
50%程度は投資心理を読むことができるような気がします。有効な手段であることは間違いありませんが、「過信」は禁物でしょう。

 

 

【1】『ローソク足』
『ローソク足』の種類
@陽の丸坊主
始値が安値、終値が高値でヒゲがない陽線。非常に強い心理を反映しており、底値圏で出れば上昇への転換を意味する


A陽の大引け坊主

高値で終わる足型で陽の丸坊主に次ぐ強い上昇力を示す。

B陽の寄り付き坊主
寄り付きが安値で高値のやや下で終わる足型。陽の大引け坊主に次ぐ強い力を示す。

C陰の丸坊主
始値が高値、終値が安値でヒゲがない陰線。高値圏で出れば下げへの転換を意味する。ただし、相当に下げた後に大幅な「陰の丸坊主が出れば底打ちが近い。

D陰の大引け坊主
安値で終わる陰線で陰の丸坊主に次ぐ弱い力を示す。

E陰の寄り付き坊主
寄り付きが高値で安値のやや下で終わる足型。陰の大引け坊主に次ぐ弱い力を示す。

F寄引同値線
寄り付き同時線ともいい、寄り付きと引けの値段が同じ足のことで、、「十字足」「塔婆」「四値同時」と呼ばれるものがある。