種類
短期移動平均線・・・・・【 日足 】 25日平均  【 週足 】 13週平均。
比較的実際の株価に対して忠実に動き、短期的なトレンドを把握することができる。

長期移動平均線・・・・・【 日足 】75日平均【 週足 】26週平均。
株価の長期的なトレンドを把握するために用いる。
算出の仕方
過去の一定期間の株価の終値を使って計算する。その期間の取り方に応じて、「13週移動平均線」、「26週移動平均線」などと呼んでいる。
13週移動平均線の場合、毎週末の終値を13週分合計して13で割る。次の週末には、前回の最初の週をはずしてまた13週分の週末終値の平均をとって算出し、それを線で結ぶ。
判断
移動平均線は、平均コストとして考えることが出来ますから、過去の一定の期間の平均的な株価と現在の株価のどちらが上にあるかという事が比較できます。
さらにこの移動平均線が上昇しているか、下降しているかを見れば株価がどのようなトレンドになっているかを把握することができます。
応用
移動平均線が下降した後に上昇に転じまたは横ばいになって、その上株価が平均線を上に抜ければ買いシグナル
移動平均線が上昇中に株価がこの移動平均線を下回り、再び上昇して移動平均線を上回ってくれば買いシグナル
短期移動平均線がさらに上昇している過程で株価がこれをいったん下回るが、すぐ反発してこれを上回った時。
移動平均線が上昇中に株価が移動平均線まで下落して、再び上昇した場合も買いシグナル

チャートの種類

 

【2】『移動平均線』
移動平均線はその間の平均コストを表しています。言い換えれば株価の動きを一定の流れ(方向)としてとらえることができるというのが大きな特徴です。しかし、このルール通り行っても絶対に株価が上昇するとは限りません。例外は必ずありますので、注意を!

 

この乖離率がプラスであれば、平均移動線に対して株価のほうが上にある事を示しています。
この値が大きくなればなるほど、その株式が人気化している事を示しています。一般的には30%乖離した場合には、天井と考えるのが基本的な考え方です。

逆にマイナスの乖離は平均移動線より、株価が低い事を示しています。一般的にマイナスの乖離が20%を超えた場合には短期的な反発が期待できる状況だと言う事が出来ます。
効率的な活用は「乖離率」との組み合わせです。
乖離率=( 株価÷移動平均線−1 )×100