簿記入門

「株を買う」というのはその会社に投資するということです。
だったら・・・・・もっと会社を知る必要があるはずです。

会社の損益・財政状態を知ることから始めましょう!
そのためには・・・この際ですから「簿記」を勉強しましょう!

By Dr.Norris
収益発生のもっとも代表的なもので、かつ金額的にも大きいものが「売上高」です。

前回事実の認識においては、勉強しました。「現金が増減した時」と「事実が発生した時」がありるということを。「現金主義」「発生主義」でしたね。
収益の発生事実も同様です。

●事実の認識を何で行うのか?

物を売ったり、サービスの提供を行った場合は確認のため相手方に必ず「請求書」などの書類を発行します。これをもとに「事実の認識を行います。

●例
商品1,200,000円を販売し、800,000円を現金で受け取り、残りは掛とした。

《事実の確認》
 現 金 → 増加 → 借方
 売掛金 → 増加 → 借方
 売 上 → 発生 → 貸方

《仕訳》
(現 金) 800,000 /(売 上)1,200,000
(売掛金) 400,000 /
このように借方が2行になってきますが、必ず貸借の金額は一致します。
これを貸借平均の原則とよびます。

当然この「売掛金」となった部分は後日入金してくるはずです。

《仕訳》
(現 金) 400,000 /(売掛金) 400,000

第11回 収益の発生@
簿記を直接メールで教えてほしい方はご連絡ください。

売上の計上と入金

取引の内容