投資指標の種類

レシオケータとは?

日経平均株価など株価指数は株式相場の全体の動きを示す指標である。個々の銘柄が指数に対してどのような位置にあるのかを見るための指標が「レシオケータ」である。


レシオケータの求め方

起点となる日・・・・・・・対象となる銘柄の株価 A ÷日経平均 B→起点レシオR@(基準値)

算出日    ・・・・・・・対象となる銘柄の株価 a ÷日経平均 b→起点レシオrA

レシオケータ=
起点レシオrA÷起点レシオR@×100



レシオケータの見方

レシオが100を超えている場合は、その銘柄が指数を上回って上昇しているか、指数の下げ幅に比べて下落率が小さいことを示しています。つまり市場平均より人気のある銘柄と言えます。
逆に100未満の場合は、出遅れ銘柄であると言えます。

★全体は日経平均でも構いませんが、同じ業種のなかでその銘柄がどんな位置にあるのかを知るためには、日経500種平均(業種別株価指数)を用いると良いでしょう。

レシオケータ使用上の注意

●100を超えているからて言ってそのまま継続的に上昇し続けるとは限りません。必ず他のチャートと組み合わせて使うことをすすめます。一方指数の低い場合も「底を打っているのか、何らかの理由があって株価が低迷しているのかをよく分析してから使うべきです。


 

【6】 『 レシオケータ 』