株式相場は個別銘柄に投資することが基本であるが、その前提として全体相場を読む事が必要です。
相場を読むとは、これから相場がどのようなことを背景に、どのような展開をするかを読むことである。
これら株価形成の要因は相互に関連しあっている。この関連→連鎖が個別企業へ波及している。したがって、これらの関連要因をよく研究することが相場の性格を知ることになります。
『相場の流れ』をつかみ『銘柄選択』をすることが大事である。
@外部要因・・・企業を取り巻く ファンダメンタルズ
■景気動向
・四半期GDPの発表、日銀短観、景気動向調査等・・・・景況感が判る
・諸指標の発表(鉱工業生産、景気動向指数、機械受注、失業率等)
■企業業績動向(東洋経済等新聞紙、各種調査機関)
■金融マーケット・為替マーケットの動向
A内部要因・・・市場需給動向(テクニカル)
■株式市場参加者動向
・投資主体別動向、外国人投資動向
■信用取引残高動向
■株式投資信託の設定状況等々
B株価の持つ価値・・・ 投資指標
■PER(株価収益率)=株価÷EPS(1株当り利益)
■PBR(株価純資産倍率)=株価÷BPS(1株当り純資産)
■配当利回り=(1株当り配当金÷株価)×100
■ROE(株主資本利益率)=(税引き利益÷株主資本)×100
■連結決算書における当期純利益および営業キャッシュフロー情報
Cその他
■国外株式動向
・アメリカ
・アジア
■企業におけるIR活動
■企業間における「株式持合い」