チャートの種類

相場の本質的動因を値幅(株価)よりむしろ時間(日柄)にあるとするチャートローソク足のほかに、「転換線」「基準線」「遅行線」「先行スパンA」「先行スパンB」から構成される。

 

26日前        現在      26日先
【 3 】『 一目均衡表 』

 

@日々線・・・・・・・・・その日の終値
A転換線・・・・・・・・・過去9日間の高値と安値の平均値(売り買いの圧力の短期的な均衡点を表す)
B基準線・・・・・・・・・過去26日間の高値と安値の平均値(相場そのものの「基準」となる線)
C先行スパンA・・・・転換線と基準線の平均値を26日先に記入する(中期的な株価の趨勢を表す)
D先行スパンB・・・・過去52日間の高値と安値の平均値を26日先に記入する(長期的な株価の趨勢を表す)
E遅行スパン・・・・本日の終値を26日前にさかのぼって記入する。基準線と並んで重要視されている。

基準線と転換線
●買いシグナル

@株価が基準線・転換線の上位にあり、転換線が基準線を下から上へ突き抜けクロスした場合。(すぐ買い)
A株価が基準線・転換線の上位にあり、転換線も基準線も上昇している場合。(押し目待ち)

●売りシグナル

@株価が基準線・転換線の下位にあり、転換線が基準線を上から下へ突き抜けクロスした場合。(すぐ売り)
A株価が基準線・転換線の下位にあり、転換線も基準線も下降している場合。

遅行スパンと26日前株価
●買いシグナル

遅行スパンが過去の株価(26日前)の終値より高ければ、「買い」。基準線より上位にある方がさらに良い。

●売りシグナル

遅行スパンが過去の株価(26日前)の終値より高ければ、「買い」。基準線より上位にある方がさらに良い。

株価と雲(抵抗帯)の関係


現在の株価が雲の上に突き抜け、上昇し基準線も突き抜けていれば買いシグナルである。
雲(抵抗帯)の厚みが薄い時、株価が抵抗帯に接近してきたなら、抵抗帯を越えていく可能性が高い。
雲(抵抗帯)の厚みが厚いい時、株価が抵抗帯に接近してきたなら、抵抗帯を越えていきにくい可能性が高い。

 

作成のしかた
売買タイミング