【 9 】『 OBV 』
| 日付 |
株価 |
売買高 |
OBV |
マーク |
摘要 |
| 1日目 |
150 |
500 |
0 |
|
基点
|
| 2日目 |
152 |
610 |
1110 |
|
前日より上昇で加算 |
| 3日目 |
151 |
450 |
660 |
|
前日より下落で減算 |
| 4日目 |
155 |
730 |
1390 |
U |
直近の高値を上回った |
| 5日目 |
159 |
670 |
2060 |
U |
直近の高値を上回った |
| 6日目 |
156 |
520 |
1540 |
|
前日より下落で減算 |
| 7日目 |
155 |
800 |
740 |
|
前日より下落で減算 |
| 8日目 |
153 |
300 |
440 |
D |
直近の安値を下回った |
◇OBVの作り方
◇指標の求め方
@ある一定時点を決める。(この時点でのOBVはゼロとする。)
A株価上昇時の売買高は全て「買い方」によるものとみなし、下落時は全てを「売り方」のものとみなします。
B「ある一定時点」を基点として、前日よりも株価が高い場合は当日の売買高を前日のOBVに加え、株価が前日よりも下げた場合は前日のOBVから差引く。
◎背景
OBVが上昇傾向にあるあれば、買い方の勢力が強く、株価の上昇が期待できる。反対にOBVの下降が続けば、売り方の圧力が高まり、株価も下落すると見る。つまり・・・目先の株価の動きにとらわれずに、「売買高が株価に先行する」という考え方に基づいているんです。
On Balance Volume・・・・一般的に株価は底入れする時に売買高が少なく、逆に天井をつける時は膨らむ傾向にあるといえます。この株価と売買高の相関関係に着目してグランビルによって開発された指標である。
●Uマークは目先の「買い信号」、Dマークは目先の「売り信号」をあらわす。
●株価が前日と同じ場合は前日のOBVを使用する。