簿記入門

簿記を直接メールで教えてほしい方はご連絡ください。
「株を買う」というのはその会社に投資するということです。
だったら・・・・・もっと会社を知る必要があるはずです。

会社の損益・財政状態を知ることから始めましょう!
そのためには・・・この際ですから「簿記」を勉強しましょう!

By Dr.Norris
一番最初に「今、目でわかる事実」を確実に認識する習慣を養いましょう。
会社の設立では資本金が必要になります。
事実・・・・・・資本金は目に見えません。何が目で確認できますか?
資本金として必要な現金が株主になる人から振り込まれて預金通帳に印字されています。
難しく言うと、この段階では「別段預金」と言う段階ですぐに資本金の発生とはなりませんが、
ここでは簡単に説明するため省略します

会社設立に際して、資本金分の現金1,500,000円が元入れされた。
会社としてみれば、1,500,000円のお金が入ってくるので、「現金の増加」ということになります。
さて・・・事実の確認です・・・
この段階でわかることは現金の「あるべき位置」は左側(t借方)ですから・・・・・まず・・・
借方 (現 金)1,500,000  /貸方 (?)1,500,000
という仕訳が考えられます。

次にそれでは、その相手となる勘定科目を考えてみましょう。
目に見えません!・・・・であれば違った観点から・・・・

このお金は別に返す必要も無く、会社自身のお金となります。
これを”資本金”と呼ぶんです。資金が増加しますが、負債ではないので、同じ貸方でも
自己資本と呼びます。
さて・・・また事実の確認です・・・
資本金の「あるべき位置」は右側(貸方)です。

”資本金”→増加
ということで最終的な仕訳は・・・

借方 (現 金)1,500,000 /貸方 (資本金)1,500,000

だんだん面白くなってきたでしょう。
第4回 会社の設立
次回へ続く