ついつい目移りしてしまって・・・・・・・と、ならないためにもこれだけはしっかり心の片隅に刻み込んでおきましょう!
By Dr.Norris

これだけは気をつけておこう!

@ 「高利回り」なの?本当に!
いろいろな組み合わせをしながら、銀行も必死です。でもよ〜く考えてみてください。都銀は1%まで、外資系もせいぜい2%程度です。比較感では高く見えます。「額」で考えてください。100万円で利息が1万円付くかどうかです。これに目が移るようでしたら、株式投資は止めたほうがよいでしょう。
A 為替リスク商品に注意しましょう。
(1)外貨預金1 利息がいくら外貨では「高利回り」でも、為替レートがオープンのままでは、円高リスクがあり過ぎます。多分なんだかんだ言いながら為替をオープンにしておくことを奨めるはずです。
(2)外貨預金2 特に商品特性として為替レートのレンジを予想しての「KNOCK IN」「KNOCK OUT」付の商品は注意が必要です。だって・・・為替は素人でしょう!
B 株式先物オプション
なんとなく・・・・やれそうな気持ちになるんです。手元資金はそんなにかからないし、株を少しは知っているから・・・・・全然別のものですよ!
オプションは「TIME VALUE」なんです。時間とともに消えていくんです・・・価値が。ましてや「売る権利」「買う権利」を売る(ショートポジション)などは絶対やるべきではありません!私の経験からも。
C 株式先物取引
「先物」の役割は「ヘッジ」です。一般投資家が指数で何かをヘッジするということは、ほとんどないはずです。でも時として・・・運用してみたくなることがあります。現物株ならば株価が大幅に上下しても、耐えていれば済みますが、この取引には必ず「決断」が要求されます。特に「先物売り」のポジションは上昇に対して理論的に「無限大の損失」がありますから・・・注意を!
D 株式信用取引
謳い文句は「少ない手元資金で多くの銘柄を手がけられます」ということですが、株価の変動によっては、やはり・・・。「決断」が要求されます。
E 定期預金神話
銀行が潰れる時代になってしまいました。さらに「ペイオフ」という活字がいたる所で目につくはずです。ある一定額以上は守られなくなるんです。企業のキャッシュ・フロー計算書の区分では3ヶ月を超える定期預金は「投資活動」に記載しなければいけないんです。言い換えると3ヶ月までは安全か?と思いたくなります。