簿記入門

次回へ続く
By Dr.Norris

.『簿記』・・・・これは、一体何を意味しているのか?
帳簿記入のあいだ二文字をとった表現だと思って下さい。
では、一体何を記入すればいいのか?
通常のお金の出入りを考えてください。

ただ、ここで必要なことは、会社の帳簿ということです。
お金だけではなく財産等の増加及び減少の事実を帳簿記入するって頭においてください。

会社は色々な人、他の会社、地域などなど関わりあってきます。
このような関係者を利害関係者と呼びます。
この利害関係者たちに会社の業績を伝えたり、税金を税務署に納める等、
必要とする人の為に資料をつくる必要があるんです。
そのためには毎日帳簿に、日々の企業活動を記録して、まとめられるようにしておかなければなりません。

そして、それは2種類の資料・・・ひとつは、
一定期日における財政状態(商法上では財産状態)を表わした資料・・・貸借対照表
もうひとつは、
一定期間における経営成績を表わした資料・・・損益計算書として、作成され報告等に使用されて行きます。

上記の2つの資料を作るための手段として簿記が必要なんです。。
この一定期間は未来永劫ではありません。商法では一年を超える定めは許されていません。この期間を『会計期間』と呼びます。
期間の始め・・・・・”期 首(きしゅ)”
期間の終わり・・・”期 末(きまつ)”
期首・期末以外の日々・・・・・・・”期 中(きちゅう)”
第1回 簿記とは?
「株を買う」というのはその会社に投資するということです。だったら・・・・・もっと会社を知る必要があるはずです。会社の損益・財政状態を知ることから始めましょう!
そのためには・・・この際ですから「簿記」を勉強しましょう!