チャートの種類

 

酒田五法には「三山」「三川」「三空」「三平」「三法」の法則があります。いずれも相場の先行きを予測するシグナルとされています。

 

 

【5】『 逆ウォッチ曲線 』

出来高

出来高
売りシグナル
買いシグナル
「出来高は株価に先行して動く」と言われるように、株価と出来高との間に密接な関係があることに注目して、株価の変動を予測し売買の方法をつかむ手法。
売買信号
□通常は、株価と出来高も同じ期間(25日または30日)の移動平均値を用いる。

□現実には単純なチャートになるとは限らず、複雑な曲線を描く。一般的に、相場全体の流れを知るために使うケースが多い。

□売買高の多い大型株の売買タイミングをつかむうえでは参考となる。

□クロス商いなどの特殊な取引によって、見かけだけ膨らむことがあるので、日々注意が必要。

@陽転信号 株価はまだ低位にあるが、出来高が増加しはじめる
A買い信号 出来高が増えて、株価も上昇している
B買い一貫 株価はなおも上昇するが、出来高は変わらない。
C買い見送り 株価上昇の勢いが鈍り、出来高も減少し始める
D警戒信号 株価の上昇が止まり、出来高は減少し続ける。
E売り信号  なおも出来高が減少し、株価も下降し始める
F売り一貫 出来高が低調で、株価も下げている。
G売り見送り 株価は下げ続けるが、出来高に回復の兆しが見える。
このサイクルが、時計と逆方向に回るということが、この名称の由来となっている。