チャートの種類

チャートの動きを図式化してみると、投資に参加している人たちの心の動きを反映しているものであると言えます。。しかし・・・これによって全てがわかるわけでもありません。多分・・50%程度は投資心理を読むことができるような気がします。分析のための有効な手段であることは間違いありませんが、「過信」は禁物でしょう
【3】 『 RSI (Relative  Strength Index)』

 

 

 

@計算式

一定の期間における上下の振幅の合計に対する上げ幅の比率を求め、グラフ化したもの。

        n日間の上げ幅合計
RSI= ──────────────────×100
(n日間の上げ幅合計+n日間の下げ幅合計)
n日間は14日が一般によく利用されているが、9日も使用されている。


A指数判断基準


 ◆
売られ過ぎ 25%〜30%以下

 ◆買われすぎ 70%〜75%以上

B留意事項

一定レンジの中で上下する時は、大いに効果を発揮するが、小幅な変動の中で突然大きく上げたり、大きく下げたり一日の影響が大きく出てしまいますので、単純に上記指数を使用するには限界があることも考慮しておかなければいけません。

◆利食いの際の実務指針

14日間の数値を計算期間として使用する場合は下記の点を確認する必要があります。


(1)RSI 75%
突破は、株価の天井に約一ヶ月程度先行する。
(2)RSIが75%
を突破し、一度75%以下に反落した後に再度75%近辺まで上昇したところが、株価の天井圏となることが多いようです。